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中野セントラルパーク・レジデンス

東京都中野区中野

2012年5月

図版:中野セントラルパーク・レジデンスのメインイメージ

緑の中のレジデンス

JR中野駅北口に広がる警察大学校跡地再開発区域内に計画された広大な都市公園に隣接する17戸の賃貸住宅。フラットスラブ構法による完全2重床2重天井の、究極の長寿命化を図るSI住宅である。外周部に繊細なPC柱によるアウトグリッドフレームに包まれたバルコニーを全周に配することで、緑豊かな外部環境をインテリアに取り込む天井高2.5mフルフラットの開放的な住空間を実現している。また、東西2カ所に設けられたエアライトコートにより3面採光を確保し自然換気を促している。バルコニー軒天のPCFとして、製造時におけるCO2排出量を実質ゼロ以下にするCO2吸収コンクリート(CO2-SUICOM)が建築工事へ初適用された。社会の良質なストックとなる住居の新たなプロトタイプとしての集合体をめざした。

延床面積:1,748m2
階数:地上5階
主要技術:フラットスラブ構法によるSI住宅、全周バルコニー、
エアライトコートによる三面採光・換気・通風、オール電化、オールLED照明、
電気自動車用コンセント、バルコニー菜園スペース、
CO2吸収コンクリート(CO2-SUICOM)
受賞:第3回鈴木貞次賞、2014年日本建築学会作品選集
  • 図版:中野セントラルパーク・レジデンス
  • 図版:中野セントラルパーク・レジデンス
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  • 図版:中野セントラルパーク・レジデンス
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