里山と共生する配送センター

武蔵野の自然が色濃く残る丘陵地に位置する配送センター。無印良品の首都圏店舗への商品供給、顧客への直接配送の二つの業務の効率及び対応力の増強と、将来の機能拡張を見据え、機能別二層両面バース、ワイドスパン、高階高、フルシャッター等、高いフレキシビリティを備える。一方で、安全・安心に配慮し、人と大型車両の動線の立体交差、スプリンクラーの自主設置、広々とした快適なレスティングエリアの設え等、働きやすさを追及している。また、「自然、当然、無印。」を掲げる企業姿勢を受け、「里山、地域、地球環境へのお返し」を命題として、旧鎌倉街道保全用地の提供・整備、隣接するため池の護岸ビオトープ改修、調整池を介しての農業用水の提供等、様々な環境デザインを展開し、CASBEE埼玉県Sクラスを達成。