座間総合病院
神奈川県座間市相武台
2016年2月
動線を最短化した
中規模病院のスタンダード
座間総合病院は、米軍キャンプ座間の一部日本返還跡地に建てられた、地上6階建て、病床数352床、診療科目19科目を有する総合病院である。敷地は、国有地の定期借地権制度を採用した全国初のケースであり、高度救命救急センターのない座間市にとって悲願の病院であった。外来は、南北軸にホスピタルストリート、東西軸に中待合を配し、患者が迷いにくい回遊式のプランニングとなっている。適材適所に配置したサインウォールは、座間市の特性が色彩で表現されている。病棟は、各階にリハビリテーション室を有し、入院しながらリハビリが行え、廊下幅を2.7mとすることで広く豊かな動線が計画されている。最大15mのロングスパンは、室内に柱が出ない快適な療養環境を形成でき、また将来の間仕切り変更が計画しやすい、自由なプランニングを可能にした。
延床面積:21,016m2
階数:地上6階
設計者:入江三宅設計事務所(基本設計、工事監理)
KAJIMA DESIGN(基本設計、実施設計)
主要技術:行動可視シミュレーション(外来)、KIP-RC構法採用、KVFS:手術室新空調、KICS:病室個別循環空調システム 写真:SS東京
階数:地上6階
設計者:入江三宅設計事務所(基本設計、工事監理)
KAJIMA DESIGN(基本設計、実施設計)
主要技術:行動可視シミュレーション(外来)、KIP-RC構法採用、KVFS:手術室新空調、KICS:病室個別循環空調システム 写真:SS東京