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矢崎部品
ものづくりセンター厚生棟

静岡県牧之原市布引原

2014年7月

図版:矢崎部品ものづくりセンター厚生棟のメインイメージ

快適で過ごしやすい食堂施設をつくる

自動車部品製造を主とする工場内の厚生施設の建て替え計画で、見渡す限りの茶畑に囲まれた牧之原台地の高台に位置し、遠方には富士山や伊豆の山々が望まれる。今後、グループはここに従業員を集約する方針で、既存の厚生施設が手狭になり、昼食時の混雑の激化が予想されるため、『混雑しない快適な食堂』づくりが目標とされた。建築上の工夫点は、利用者滞留シミュレーションを基にしたシンプルな動線計画、幅広い入口階段、周囲の山々をモチーフにした視認性と快適性を高めたグラフィックである。外観は、方位と周辺環境に合わせた横連窓を基調としたシンプルなデザインとし、1階にはピロティを設けた。ピロティは外観の構成を整えるとともに、日差しや雨風を凌ぎ、従業員間のコミュニケーションを促す場となることを意図している。

延床面積:2,815m2
階数:地上2階
技術:利用者滞留シミュレーション
受賞:2015年SDA賞 写真:SS東京
  • 図版:矢崎部品ものづくりセンター厚生棟
  • 図版:矢崎部品ものづくりセンター厚生棟
  • 図版:矢崎部品ものづくりセンター厚生棟
  • 図版:矢崎部品ものづくりセンター厚生棟
  • 図版:矢崎部品ものづくりセンター厚生棟

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