にぎわいと安心・安全、
多世代型の街づくり

勝どきエリアは、隅田川や運河に隣接し豊かな親水環境に恵まれている。都心に直結するインフラが整備された交通網は、ポテンシャルが高い。この立地を生かし、都心居住の拠点として豊かな定住環境を再整備する。中核施設の53階建「勝どきザ・タワー」は、総戸数1,420戸の住宅を中心に、サ高住や高齢者支援施設、店舗、事務所、679台の駐車場からなる大規模複合建築である。敷地内に豊かな広場を創出し、近隣への影響を軽減するトライスター配置とし、基準階は、南向き住宅や眺望のよい住宅をより多く計画できる風車型平面とした。3棟が寄り添った形状を生かし、建物全体で地震力を吸収する制震構造「VDコアフレーム構法」を採用。また建物中央の吹抜け空間を利用し、共用廊下の昼光利用や自然換気を行うなど、ECO&LCP性能を向上した安心・安全な居住建築を目指した。