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ジャパンディスプレイ白山工場

石川県白山市

2016年6月

図版:ジャパンディスプレイ白山工場のメインイメージ

世界に向けた最先端ディスプレイ工場

最先端、かつ過去最大規模の中小型フラットパネルディスプレイ工場。長さ300m、高さ55m、5層に及ぶ巨大な建物は、1度に大量の生産をするため、1.5畳ほどの巨大なガラス基板を加工する一貫ラインを内包している。人はほとんど介在せず、ロボット、自動搬送設備が各製造装置を繋ぐ。チリひとつないクリーンルーム空間、精密加工装置のための微振動対策、1台90tに及ぶ真空チャンバーを有する巨大装置など、個々に様々な条件を最先端の建築技術により解決した。また、生産ライン、ユーティリティ供給設備等、明快な動線・ゾーニングにより徹底して効率的な構成とした。市場にタイムリーに製品を供給するため、工場建設は超短工期だったが、鹿島が独自に開発した気密デッキ天井、エアタイトGL鋼板間仕切などの短工期工法を駆使し、これまでにない短工期を実現している。

延床面積:161,762m2
階数:地上8階
共同設計者:株式会社 東芝
主要技術:微振動対策、気密デッキ天井(特許)、エアタイトGL鋼板間仕切(特許) 写真:川澄・小林研二写真事務所
  • 図版:ジャパンディスプレイ白山工場
  • 図版:ジャパンディスプレイ白山工場
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