スタンレー電気 秦野テクニカルセンター
神奈川県秦野市
2020年11月
新たな価値を創出する「ものづくりのサイクル」
自動車用ランプを主体に展開するメーカーの研究施設。既存工場の対面に設技棟とライトトンネル(LT)棟と呼ばれる試験施設を新設した。設技棟でアイデアを生み出しLT棟で実証試験を行い、既存工場で製品化する「ものづくりのサイクル」を確立し、新たな価値を創造する拠点の再構築を図った。新設2棟に加え、屋外試験エリアを複数配置して、4haの敷地を最大限活用した。設技棟1階には中央アトリウムを起点に実験室を配置し、2階は間仕切りのない開放的なワークプレイスが、ものづくりの一体感を醸成すると共に、集中エリア・交流エリアが研究者の多様な働き方を支援する。LT棟は全長220mの世界最長クラスの屋内試験施設で、雨・霧・昼夜を再現できる設備を備え、4車線の舗装道路を整備している。
延床面積:15,961m2
階数:地上2階(設技棟)、地上1階(ライトトンネル棟・守衛所)
共同設計者:フォーライツ 写真:エスエス/島尾望
階数:地上2階(設技棟)、地上1階(ライトトンネル棟・守衛所)
共同設計者:フォーライツ 写真:エスエス/島尾望