KAJIMA TODAY

鹿島の環境技術
環境との共生に向けて

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 近年、環境問題は地球の温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨など地球規模で考えなければならない問題が顕在化するようになった。 これら環境問題に対し建設業が果たす役割は大きく、緑化の推進、水環境の保全、自然エネルギー、資源の有効利用や工事における環境影響への配慮など環境保全に向けた取り組みが求められている。
 また、世界的な環境保全の動きとして「国際標準化機構(ISO)」では企業の環境管理に関する国際規格(ISO14000シリーズ)の制定を進めている。 それは、環境管理システムを企業経営に組み込み、環境と調和した行動を推進していこうというものである。 当社は環境問題に対し、いち早く環境委員会を設け、設計、技術、開発、施工の各部門ごとにそれぞれ取り組むべき課題を設定し、環境と開発の共生に向け総合的に取り組んでいる。
 今月は、当社の環境技術を
の4つの側面から紹介しよう。

*国際標準化機構(ISO:International Organization for Standardization)

世界の規格・基準などの設定を行う民間組織。日本工業標準調査会が加盟。

**環境管理システム

企業が自主的に環境調和型行動をとるために、経営トップ自ら環境方針を示し、全従業員が環境配慮についての共通認識をもち、全社的に実行し、さらなる向上をもたらすための仕組み。


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