[2009/01/29]

首都圏広域地震を想定したBCP訓練を実施

−BCMプラットフォームを活用し、大量の被災情報処理を検証−

−本社及び首都圏4支店において約500箇所の工事拠点が連携−

 鹿島(社長:中村満義)は、2009年1月28日(水)に首都圏広域地震(M7.3、最大震度7の地震)を想定したBCP訓練を実施しました。

 今回の訓練は、施工拠点・既施工物件が集中する本社及び首都圏4支店(東京建築支店、東京土木支店、関東支店、横浜支店)を対象とし、 首都圏広域地震が発生した際の支店間の連携と、得意先対応の体制強化を図ったものです。 訓練には4支店の営業、設計、施工部門の担当者を中心に、管内の約500の工事拠点、関連する部署、 グループ会社社員が部署横断的に参加し、工事現場や周辺の施工済み物件の被災情報などに基づく、 相互支援体制の構築や、復旧計画の立案訓練を実施しました。また、収集された各種の被災情報を共有するために、 当社が一昨年に構築した「BCMプラットフォーム」を活用し、大量の被災情報の処理能力の検証を行いました。

「BCM プラットフォーム」
地震発生直後に被災状況や復旧対応状況に関する情報を共有する「統合情報基盤」で、 一昨年首都圏でのBCP訓練で初めて活用したものです。社内イントラネットを経由すれば、 従業員は誰でも状況を把握できる体制になっています。

今回の訓練内容の特徴は、次のとおりです。

なお、昨日のBCP訓練に先立ち、以下の訓練を実施しました。

 当社ではこのような訓練を通じて、IT技術を活用した分散型対策本部体制の確立を目指すと同時に、 当社従業員の自助、共助意識の涵養を図り、今後の震災への対応を強化していきたいと考えています。

災害対策本部
災害対策本部
被災度判定班の出動
被災度判定班の出動

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