伝統建築／歴史的建造物の保護・再生

数百年経っている寺または神社が今なお存続しているのは、適切な維持管理のたまものと考えます。伝統建築、歴史的建造物をこれからも維持し続けるために、定期的また適切な時期の修理・修復の対応を行ってまいります。

■ 竹駒神社向唐門　修理

文化財の修繕は建物を解体し、建立からの修理・改造の歴史、腐ったり破損している部分を調べながら行います。基本は既存材を極力残すことが原則ですが、安全性に問題のあるものは調査して新しい材料に変換することも多く行われます。
向唐門は予備・本調査・耐震診断を行った結果、160年ぶりに全解体・修理・鉄骨支柱による耐震補強が行われました。