コンクリートミキサー車によって、固まる前のコンクリート(生コン)が建設現場に運ばれてきたら、すぐに品質を検査します。
検査は、おもに3種類あります。
生コンの柔らかさ(流動性)を測ります。生コンが硬すぎでも柔らかすぎでもなくちょうどいい柔らかさになっているかをチェックします。
コンクリート中にふくまれる空気の量を測ります。空気の量が多すぎるとコンクリートの強度が低くなるので、慎重にチェックします。
コンクリート中にふくまれる塩化物イオンの濃さを測ります。この数値が多すぎると、コンクリートを支える鉄筋が錆びやすくなってしまいます。
このようにコンクリートは、建設現場内でもしっかりと品質検査を行ってから使用します。