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国内最大級のPC卵形消化槽をつくる

京都市・長岡京市・大山崎町の境で容量9,600m3という日本最大規模のPC卵形消化槽の建設が進められている。
日本では1983年、当社が横浜市に建設したのを皮切りに63基が建設され、そのうち半数近くを当社が施工している。
 今回当社で初めてRSB(Rund Stahl Bau:円形鋼構造)工法を採用した。 RSB工法はオーストリアの工法で、元々はユニークな形状の水槽、モニュメント、塔などの施工のための型枠工法として開発されたものである。 日本ではまだ数例しか実施例がなく、また、これだけの規模のものを施工するのは、初めてである。
完成するまでにはあと1年かかる。将来的には6基の卵形消化槽の建設が予定されている。
RSB工法概念図

洛西浄化センター汚泥消化タンク施設工事

RSB型枠をクレーンで吊り上げ、設置


写真は鹿島月報より転載

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