高度な施工を支える技術

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(1)見えない地中を読む
 確実・安全にトンネルを掘るうえで最も大事なことは、切羽前方の地質を正確に把握することである。 最近ではテクノロジーの目によって150mも先までかなり詳しく判定できるようになっている。
1)削孔検層システム
2)速度検層システム
3)切羽画像処理システム
4)TSP(Tunnel Seismic Prediction)
(2)トンネル・地山の動きを測り、予測する
 掘削断面の品質管理を、迅速に精度良く行う一方、岩盤挙動の計測結果を施工にフィードバックし、合理的で安全な施工を行っている。
1)新三次元トンネル計測システム
2)新三次元地表面計測システム
3)三次元トンネル解析
(3)AIを活用する
今日ではAI(人工知能)を活用することにより、科学的工学的なトンネル掘削を可能としている。
1)トンネル坑口施工コンサルテーションシステム
2)トンネル施工計画統合AIシステム
3)掘削位置マーキングシステム
(4)掘る前に補強する
近年、様々な補助工法を開発・実用化したことにより、NATMによる施工領域は大幅に拡大してきた。
1)ABフォアパイル工法
2)アンブレラ工法
3)岩盤固結
(5)大型機械を活用する
あらゆる条件に対応できる様々な機械を開発して、活用している。
1)ガントリージャンボ(トンネルワークステーション)
2)シャフローダ
3)コンテナダンプトラック
4)鹿島式新換気システム


写真は鹿島月報より転載

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