特集:屋外競技場にドームをかける

Step2 ドーム屋根がかかるまで

2回目のシーズンオフに
グラウンドの真上を膜屋根で覆う

 グラウンドの真上を一重膜屋根で覆う工事は、1998年10月から本格的に始まる。鉄骨を格子状に地組みして膜を張り、油圧ジャッキを用いてリフトアップするのである。そして、1999年2月末、名実ともに西武ライオンズ球場はドーム球場に生まれ変わって、私達の前にその威容を現す。



内部イメージCG


完成予想模型

西武ライオンズ球場ドーム工事
場所埼玉県所沢市上山口2135
発注者西武鉄道
設計監修池原義郎建築設計事務所
設計当社設計・エンジニアリング総事業本部
規模鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造、
屋根面積39,000m2
天井高64.5m、軒高4.5〜12m
工期1997年7月〜1999年2月
施工鹿島 関東支店


Step1 ドーム屋根がかかるまでStep2 ドーム屋根がかかるまで
ドーム屋根は新技術・工法でかけるドームがかかれば多目的利用にも