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岸壁の復旧工事に活躍する

グラベルパック工法

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 本年1月17日、阪神・淡路地方を襲った地震は鉄道・道路・各種建物に膨大な被害を与え、その状況は連日マスコミで報じられた。
 これらの被害は臨海部においても激しいものとなった。特にポートアイランドや六甲アイランドに代表される埋立地の護岸や岸壁では、海岸線を守る役割を演じている巨大なコンクリートケーソンが移動するなどの大きな被害を受けている。これらの地域ではケーソンとケーソンの隙間から土砂が海に吸出され、背面が陥没するなどの現象が起きている。
 グラベルパック工法は、これらの被害箇所の吸出防止対策として応急的にも恒久的にも実施できる工法で、当社と日本海上工事で開発を行い、既に神戸市内の岸壁の復旧工事で実績を挙げている。


写真は鹿島月報より転載

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