アクトシティ浜松

国際都市浜松のシンボルタワー

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アクセスフリーのオフィス

 Bゾーンには、 アクトタワーがそびえ建つ。 外観は、 風の抵抗を 最小限に押さえるデザインで 内部はオフィス、 ホテル、 商業ゾーンで構成。 9〜27階にあるオフィスフロアは、 OA機器の将来の拡充にも 対応できる電気容量を持ち、 光ファイバーケーブルなど 通信機器の設置も可能で、 カード式キー管理システムで セキュリティも万全。 効率的な空調システムの導入で 快適かつ経済的な空間を実現するなど 多様化するニーズに対応するオフィスである。

音楽を味わうホテル

 地下1階〜地上5階の一部と29〜44階は オークラアクトシティホテル浜松である。 1階にあるホテル正面玄関に足を踏み入れると フロントロビーである 2層吹き抜けの空間が広がる。 ロビー内にある2本の柱は トランペットをイメージし、 金箔が貼ってある。 正面の壁には チェロを象ったオブジェがあり、 オーケストラの調べを連想させる。 アクトシティホテルは 細部にわたり音楽を味わえるホテルである。
 全客室数324室、 全ての部屋の眺望が良く、 室内が英国風のインテリアに 統一されている。
 廊下に面したタワーの内側は 30階〜44階までが吹き抜けになっており、 30階のホワイエは、 開放感あふれ、 席数100席を持つスカイラウンジと共に くつろげる空間。 ソファや31階に通じる階段は 螺旋を描き、 楽譜の休符をイメージしている。
 2階と31階にある各種料飲施設の中には スカイラウンジ 「パガニー二」、 レストラン 「フィガロ」、 バー 「ドン・ジョバンニ」など、 作曲家やオペラ作品に因んだネーミングを持つものもあり、 音楽の楽しさを ここでも感じることができる。
 各階を昇降する ホテル専用エレベータのホールランタンは グランドピアノを象り、 扉の内部にショパンの曲の楽譜が 彫り込まれている事に気付く頃には、 アクトシティホテルを、 とても身近に感じていることだろう。

新しいライフスタイルを提案する商業空間

 商業施設は アクトプラザと名付けられ、 ヨーロッパの街並みを思わせる シックなガレリアモールを中心に物販、 飲食合わせて45の店舗が出店している。

Bゾーン


写真は鹿島月報より転載

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