環境共生型独身寮・鹿島ドーミー柴崎完成
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太陽光発電を使用するなど,環境共生型住宅を目指すドーミー柴崎が完成し,このほど関係者を招いての完成披露が行われた。
「環境共生型」住宅の特徴は,エネルギー,資源,自然を有効に利用することによって,地球への環境負荷の低減と,地域社会への融合を図ることにある。 具体的には太陽光発電や人感センサーによる自動点灯,雨水をトイレの排水などの中水に利用,透水性舗装による雨水の地下浸透の促進,簾で西日を遮蔽して冷房負荷を低減,武蔵野の森の再現と小魚のいる池のミニ・ビオトープ,無リン洗剤の使用,各寮室に2種類ゴミ箱を設置して分別収集を徹底,厨房から出るゴミのコンポスト化,自動販売機の省エネ運転などが行われている。
今後この環境共生型住宅を社有の社宅・独身寮に展開し,得意先の社宅・独身寮建設やマンション市場へも積極的に働きかける。 なお,このドーミー柴崎では,見学者を随時受け入れ,環境共生建築のあり方を広く社内外にアピールしていく。 (窓口:建築技術本部,技術営業部)
写真は鹿島月報より転載
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