免震自動ラック倉庫建設着々
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仙台市郊外で国内初の免震自動ラック倉庫の建設が進んでいる。
自動ラック倉庫内の商品は、コンピュータ制御によって機械が積み降ろししやすく、運びやすいように積み上げられているため、 地震などに遭った場合、商品が散乱しやすい。 庫内温度がー25℃前後の冷蔵倉庫の場合、庫内を常温にしてから復旧するため、商品価値が失われてしまう。 そのため、免震装置を採用し、大事な商品を安全に保管し、緊急時にも役立つ自動ラック倉庫を建設することとなった。 免震装置である積層ゴムの低温化を防いで免震効果を維持、 さらにラック内の荷物配置状況を把握して均等に振り分けるコンピュータシステムを導入して荷崩れを防ぐなどの工夫がされている。
この免震自動ラック冷蔵倉庫は、8月に完成予定である。
免震装置の設置
写真は鹿島月報より転載
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