■メタン発酵による生ごみ処理 |
このシステムの主な装置は、生ごみを細かく砕く「粉砕機」、
バクテリアが付着するための担体の入っている「高温メタン発酵バイオリアクター」、
浸漬膜を内蔵した「活性汚泥処理槽」、「エネルギー化設備」で構成されている。
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■エネルギーとして再利用できるメタンガス |
普通生ごみを焼却するにはエネルギーを消費するが、本システムではエネルギーを得ることができる。
このシステムを使って生ごみと排水を処理した場合、300lの中水と686Kcalのメタンガスを得ることができる。
メタンガスは浴場、温水プールなどのエネルギーとして再利用できる。
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■環境に優しい生ごみ処理技術 |
メタン発酵を利用したこの生ごみ処理技術は、環境に優しい、省エネルギー型の処理方法であるといえる。
また、環境に優しいばかりでなく、膜濾過装置を活性汚泥槽に組み込むことによって活性汚泥濃度を上げ、余剰汚泥の大幅な低減や、省スペース化を図ることができる。
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