Kajima Overseas Asia Pte Ltd*(略称KOA:社長 小泉博義、本社:シンガポール)は、このたびシンガポールの建設会社のTiong Seng Contractorsとの共同企業体で、BFC Development Pte Ltd*発注による「マリーナベイ金融センター」を一般競争入札の結果、S$558.38百万(約438億円 S$1=\78.4605)で受注しました。
* Kajima Overseas Asia Pte Ltd(KOA)は、鹿島のアジアにおける統括現地法人
* BFC Development Pte Ltdは、シンガポール大手不動産会社 Keppel Land Ltdおよび
香港の大手不動産会社 Hong Kong LandおよびCheung Kong(Holding ) Ltdの三者による事業会社
今回受注した「マリーナベイ金融センター」は、52階(高さ243m)と32階(高さ191m)のツインタワーで、シンガポールマリーナ地区の中心部に建設されます。この地区は、近年、官民一体の開発により国内外からの大型建設投資が相次いでおり、同ビルは、世界の金融ハブのひとつであるシンガポールにおける象徴的な複合オフィスビルとなります。完成後は国内外の金融機関などが入居する予定です。
KOAは、アジアにおける鹿島の現地法人を統括するとともに、シンガポール国内においては官・民にわたり超高層ビルからホテル、教育施設、集合住宅、大型半導体工場など様々な建設事業を行っています。また、ISO9001、ISO14001、労災安全基準のOHSAS18001の取得に加え、これまでも「品質管理」「安全管理」「環境管理」において数々の賞を受賞しています。今回の受注は、これらの実績、ノウハウ、競争力に加え、埋立地である軟弱地盤に適した地下工法の提案など本プロジェクトを進めるための具体的な提案が高く評価され、入手に結びついたと考えています。
今後KOAでは、本プロジェクトの成功のために、総力を挙げて取り組んでいく考えです。また、アジア各地にて積極的な事業展開を推進していく方針であります。
右側のツインタワーが今回受注した「マリーナベイ金融センター」
工 事 名 | : | マリーナベイ金融センター |
工事場所 | : | シンガポール共和国 マリーナ地区 |
発 注 者 | : | BFC Development Pte Ltd |
設 計 | : | Kohn Pedersen Fox Architect(米国・基本設計) |
DCA Architect(シンガポール・建築) | ||
Meinhardt(Singapore)(シンガポール・構造、設備) | ||
工 期 | : | 2007年9月〜2010年3月 (31ヶ月) |
用 途 | : | 複合オフィスビル |
請負金額 | : | S$558,380,000(約438億円) |
敷地面積 | : | 33,000m² |
延床面積 | : | 240,000m² |
建築概要 | : | 地上52階および地上32階、地下2階 |
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