鹿島(社長:中村 満義)は、このたび厚生労働省が実施する「仕事と生活の調和推進モデル事業」におけるトップ宣言を発表しました。本宣言は、同事業に参画する企業10社のワーク・ライフ・バランス(WLB)に対する経営トップの推進宣言であり、本日(2008/7/11)厚生労働省ホームページに公開されています。
当社のトップ宣言の内容は別紙のとおりで、主な内容は「建設業独自の特徴や背景」「WLBに関するこれまでの取組み」「今年度、重点的に取り組む事項」で構成されています。具体的な内容は次のとおりです。
■建設業独自の特徴や背景
当社の主要事業である建設事業は、単品請負生産であるため、生産拠点である建設現場は一定の期間のみ存在する事業(有期事業)として点在し、天候など自然環境にも大きく制約を受けます。このような条件下において、様々な事態に的確に対応しながら、確実に品質・安全・納期を守る必要があります。そのため、特に建設現場において長時間労働になりやすいという問題点を抱えています。
近年、高度化する顧客ニーズに細かく対応するため、建設現場・設計・技術支援・営業等の総合的な連携がこれまで以上に活発化しています。そのため、建設現場のみならず各部門の業務が高度化しており、質・量とも増大する傾向にあります。
■WLBに関するこれまでの取組み
これまでもワーク・ライフ・バランスの観点から、時間外労働の削減、長期休暇取得推進(GW、夏季、年末年始など)に取り組んでいます。
また、社員の家庭事情等に合わせた働き方が可能となるように、育児・介護を支援する各種制度を整備・拡充するとともに、2007年5月から、両立支援推進のために「両立支援ガイド」を作成し、社内イントラネット上に公開するなど、周知・啓蒙を推進しています。
<鹿島の基本方針>
『一人ひとりが持つ時間は有限であり、自己の付加価値向上・自己実現を仕事との調和によって達成し、健康で豊かな生活を実現することで生きがいや喜びをさらに大きくすること、それが企業にとっても永続的発展の礎となること』
今後、当社では「ワーク・ライフ・バランスへの取組み」についての情報を社外ホームページに公開していきます。また、今年度中に具体的取組事項、達成目標等を盛り込んだ「アクションプログラム」を策定し、ワーク・ライフ・バランスの推進に向けて取り組んでいきます。
当社の「ワーク・ライフ・バランスへの取組み」に関するホームページ
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なお、厚生労働省が実施する「仕事と生活の調和推進モデル事業」の詳細につきましては、厚生労働省の専用HPをご参照ください。
プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。