[2011/2/15]

HOTERES JAPAN 2011
第39回 国際ホテル・レストラン・ショーに初出展!

建設会社としては唯一の出展
宿泊施設に関する様々な技術、サービス、ノウハウを展示

 鹿島(社長:中村満義)は、2011年2月22日(火)〜25日(金)まで東京ビックサイト(東京都江東区)で開催される「HOTERES JAPAN 2011(第39回 国際ホテル・レストラン・ショー)」に初出展します。今回、建設会社としては唯一の出展となります。

 国際ホテル・レストラン・ショーは、宿泊・およびその関連業界の最新のハード・ソフトが一同に集うアジア最大級のホスピタリティと食の専門展示会で、昨年の来場者数は約8.7万人となっています。

 当社は『100年をつくる会社−鹿島のホスピタリティデザイン』をテーマに、豊富な実績と先進技術を活かしたホテルソリューションサービスを、セミナー・展示パネル・デモンストレーションで紹介します。本展示会に出展することで、今後の新たな市場開拓の機会にする考えです。


鹿島ブースイメージ

鹿島ブースイメージ(2/22〜25東京ビックサイト東展示場 東4ホール)



≪出展の背景≫
 2010年6月に閣議決定した新成長戦略では、成長分野の一つとして観光立国の推進を掲げ、『2020年初めまでに訪日外国人客2,500万人、将来的には3,000万人。2,500万人による経済波及効果約10兆円、新規雇用56万人』を目標としています。
 このような背景から、外国人客の観光拠点となる宿泊施設(ホテル・旅館など)では、将来の市場ニーズの変化に対応し、より一層の競争力強化が必要となり、リブランドやリノベーションの検討が求められています。また、1980年代のホテル投資ブームから20年〜30年が過ぎ、多くの施設が改修・建て替え時期を迎えていることから、建設市場の拡大が予想されています。
 本展示会に、当社が保有する宿泊施設に関する様々な技術、サービス、ノウハウを展示することにより、新たな市場開拓の機会としていきます。



≪出展内容など≫
  ■セミナー内容

  ■注目技術・新技術

   災害に備える『ホテルBCP』(Business Continuity Plan:事業継続計画)
 ホテルや旅館などの宿泊施設では、大切なお客様や従業員を守るだけでなく、たとえ被災した場合でも、重要な業務を継続し、できるだけ早期に営業を再開することで、経営への影響を最小限にする必要があります。また、地域全体が被災するような大規模災害では、地域の災害拠点としての役割を求められる場合もあります。
 これまで宿泊施設の災害対策は、お客様の安全確保を最優先とし、避難誘導などの直後の対策に主眼が置かれてきました。しかし、最近国内外で頻発している地震被害では、お客様の安全は確保されても、重要な業務が中断し、長期間にわたり営業が再開できないケースがありました。
 BCPをあらかじめ策定することで、不測の事態(地震、火災、洪水、パンデミックなど)に遭遇した場合においても、営業中断を最小限にし、目標とする時間内に速やかに、営業を再開することが可能となります。
 当社では、耐震補強などの地震対策技術だけでなく、宿泊施設固有の業務形態に合わせ、ハード・ソフト両面から総合的にBCP策定を支援する技術メニューを新たに取り揃えました。

 本展示会で紹介する技術メニューは、次のとおりです。

 なお、これらの技術は、新築と既存建物に共通で活用できます。

シャンデリア制震
制震装置なし          制震装置あり
シャンデリア制震(吊りもの制震:特許出願中)

シャンデリア制震の動画はこちら 別ウィンドウが開きます



イメージ図
従業員の参集計画などの予測技術



≪今後の展望≫
 今後、当社では、数百件の宿泊施設を設計・施工した実績から、市場や顧客のニーズを的確に捉え、これまで培ってきた設計・施工のノウハウをベースにリニューアル市場へも積極的に取組み、 優良な社会資産の蓄積に貢献していく考えです。また、企画・運営、開業後の維持保全、管理にわたる広い範囲で、宿泊施設のベストソリューションを提供していきます。



プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。