[2011/09/13]

広域災害を想定した震災訓練を実施

東海・東南海・南海地震を想定し、全社的支援体制を構築

 鹿島(社長:中村満義)は、2011年9月9日、広域災害を想定した震災訓練を実施しました。これまで首都直下型地震(東京湾北部地震)などを対象に訓練を行ってきましたが、先に発生した東日本大震災での経験を踏まえ、東海・東南海・南海地震を想定し広域災害発生時における当社BCM体制の検証を行いました。具体的には、広域災害発生時の情報収集並びに全社的な連携体制の検証など、より広域的・実践的な訓練を行いました。

 本訓練に合わせ、本社、支店、営業所、現場では、津波や火災を想定した避難訓練、消防訓練を実施しています。津波による被災が予想される地域では、予め避難場所を確認するとともに、実際に高台等への避難を行いました。また、本社ビルでは、煙体験ハウスを設置し地面近くの低位置ほど煙が少ないことを実際に体験しました。


主な実施内容


■被災支店・地域への支援体制の確認

■被災情報の収集・伝達・共有訓練

■通信手段の確認


MCA無線を使用した支援物資の搬入ルート確認訓練
MCA無線を使用した支援物資の搬入ルート確認訓練


■帰宅困難者への対応

■津波を想定した訓練


高台への避難訓練
高台への避難訓練



 なお、震災対策本部や各復旧活動班の立ち上げ訓練、震災関連システム(「鹿島協力会社連絡システム」や「従業員安否システム」など)の活用訓練についても、これまで同様に訓練を行っています。


煙体験ハウス
煙体験ハウス



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