鹿島制作のCGによる安全動画が外販開始

　鹿島(社長：中村満義)が制作した建設現場の事故・災害事例をまとめたDVD集「CGでリアルに再現『事故・災害事例集』安全の見える化動画」が、このほど、（株）労働新聞社から外販されることになりました。

　このDVD集は、東京建築支店が企画・制作したもので、今年鹿島の現場、協力会社を中心に約3,000本が配布され、安全教育に利用され大きな成果をあげています。
　本DVDの特徴は、事故災害の映像にコンピュータグラフィックスを用いている点です。実写では再現できない、被災者の目線での事故の映像はリアリティーがあり、視聴者の疑似的な「恐怖体験」によって、危険軽視などのヒューマンエラーによる災害を防止する狙いがあります。

　DVD集は5枚組で共通編、基礎編、躯体編、仕上編、設備編から構成されており、全部で55編の事故・災害事例が収められています。
　9月2日より（株）労働新聞社から外販が開始される予定です。価格はDVD5枚組（合計65分）、小冊子（92ページ）付きで25,000円（税込）となっています。