鹿島のインド進出について

　鹿島(社長：中村満義)は、東南アジア地域統括会社のカジマ・オーバーシーズ・アジア社（以下、KOA）傘下に現地法人「鹿島インディア社」を設立し、インドにおける建築市場への参入準備を進めてきましたが、今般、フォードインディア社の自動車一貫生産工場のプロジェクトを受注し、インドに進出致しました。

名　称	Kajima India Pvt Ltd
設立許可取得	2011年6月
資本金払込	2011年7月
払込資本金	1億5千万インドルピー（約2.3億円）
株　主	KOAグループ100%　　（KOAはシンガポール法人）
本社登記地	ニューデリー市
本店所在地	ハリヤナ州グルガオン市
取締役社長	富田昌廣
従業員数	約50名
事業内容	建築物の設計、施工、コンストラクションマネジメント、その他コンサルティング業務

プロジェクト名	フォードインディア社第2工場
発注者	フォードインディア社（Ford India Pvt Ltd）
所在地	グジャラート州サナン市
建物用途	自動車一貫生産工場（エンジン組立、プレス、溶接、塗装、最終組立）
規模	敷地面積　1,860,000m² 　　総投資額　10億米ドル　　初年度生産台数　24万台
稼働予定	2014年生産開始
業務内容	設計及びコンストラクションマネジメント業務

　※KOA傘下においては、これまでタイとフィリピンにおいて4件の自動車一貫生産工場の設計施工の実績があります。

　今回、設計とコンストラクションマネジメント業務（施工は発注者が工事業者と直接契約）の業務形態でインド市場に参入しました。当該プロジェクトを足がかりに当社の技術力やノウハウを発揮できるプロジェクトにおいて、設計、コンストラクションマネジメント業務や工事施工も含む事業展開を図ってまいります。

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