[2012/04/23]

シンガポール総合病院病理学棟が上棟

190年の歴史ある国立総合病院の再整備事業

 鹿島(社長:中村満義)のシンガポール現地法人カジマ・オーバーシーズ・アジア(社長:小泉博義)が施工する「シンガポール総合病院病理学棟(ザ・アカデミア)」が4月2日、上棟を迎えました。
 当工事は、JCI(国際医療施設認定合同機構)認定病院であり、シンガポールで190年という最古の歴史を誇る国立総合病院の再整備事業です。世界的に見ても実施例の少ないバイオセーフティー・レベル3という高気密実験室や臨床技術シミュレーション室等も備えた最先端の病理学研究施設を建設する工事です。 敷地内は外来者を含む多くの病院関連施設の利用者や頻繁に出入りする緊急車両の通行などに細心の注意を払いながら、工事を進めてまいりました。

鏡割りの儀を行う関係者
鏡割りの儀を行う関係者

工事中の建物外観
工事中の建物外観


 当日行われた上棟式では、シンガポールのガン・キムヨン保健相、シンガポール・ヘルス・サービスのアイビー・グループCEOをはじめとする発注者及び工事関係者が出席し、鏡割りなどを行い、上棟を祝うとともに、無事の完成を祈念しました。

                                                   完成予想図  完成予想図
<工事概要>
工事名 シンガポール総合病院病理学棟(ザ・アカデミア)
発注者 シンガポール保健省
設 計 CPGコンサルタンツ
施 工 カジマ・オーバーシーズ・アジア
概 要 RC造 地上13階、地下2階 延床86,089m2
用 途 病理学研究施設
工 期 2010年11月〜2013年3月
受注額 約180億円

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