[2012/10/17]

「無人化施工システム」が第5回ロボット大賞の
ロボットビジネス/社会実装部門優秀賞を受賞

 鹿島(社長:中村満義)は、経済産業省および(一社)日本機械工業連合会が主催する「第5回ロボット大賞」の「ロボットビジネス/社会実装部門」で優秀賞に選ばれました。受賞は、『災害現場で活躍する「次世代無人化施工システム」』で、当社ならびに株式会社熊谷組の各々の「無人化施工システム」が受賞となりました。
 当社の無人化施工システムは、東京電力福島第一原子力発電所の3号機原子炉建屋上部瓦礫撤去工事で現在活用されている技術で、合計10台の建設機械を同時に遠隔操作することにより、人が危険な区域に立ち入ることなく瓦礫撤去を行うことができます。
 受賞にあたっては、最新のIT技術を活用した遠隔操作システムの構成や複雑な建設機械オペレーション技能を常に把握し、運用のたびにシステムのブラッシュアップやオペレーターの教育を行うことで現場に即導入できる体制を敷いていること、また事故対応での高い実績に加え、普段から無人化施工技術を維持する姿勢が高い評価を受けました。

 本表彰制度は、我が国のロボット技術の革新と用途拡大および需要の喚起を促すことを目的として2006年に創設されました。「ロボットビジネス/社会実装部門」は、サービスロボットの普及を後押しするものとして「部門別優秀賞」の中に今回新設されたものです。

 なお、本賞の表彰式が10月17日(水)に東京ビッグサイトで開催されました。各受賞ロボットは10月17日から19日までの3日間、「Japan Robot Week」の一環として会場内(東3ホール)で展示され、当社の無人化施工システムがパネルと映像で紹介されます。



表彰を受ける永田常務執行役員(右)永田常務執行役員(中央)
表彰を受ける永田常務執行役員(右)永田常務執行役員(中央)



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