生まれ変わる大屋根リングの旅(1)
「KAJIMA TREE」に使用される木材は、大阪・関西万博の資源循環に取り組むプロジェクト「ミャク市!」で行われた大屋根リング・リユース木材の公募に鹿島が応札し、譲渡されたものです。
限られた資源を有効活用すると同時に、伝統的な工法と最新技術の組み合わせで木造建築の新たな可能性を模索する“チャレンジ”ともなります。
万博で建設されたパビリオンや展示施設の資材を有効活用し、脱炭素・資源循環につなげるとともに、廃棄物も減らす…そのために博覧会協会が立ち上げたのが、万博サーキュラーマーケット「ミャク市!」。万博のレガシーを新たな場で生かし、持続可能性を実現するプロジェクトです。
解体森林資源を次代に継承する
大屋根リングを構成していた木材は、全体で約27,000㎥。鹿島は「ミャク市!」で行われた木材リユースの公募に応札し、その約3%に相当する木材を譲り受けました。KAJIMA TREEの物語は、ここから始まりました。
撮影協力:竹中工務店
運搬資材とともに「想い」も運ぶ
解体された大屋根リングの木材は、順次トラックに積載し、群馬県館林市に運びました。
撮影協力:竹中工務店
保管万博の「記憶」を次の舞台へ
万博の施工から約2年の間、屋外に晒されていた木材は、特に外周部がグレーに変色しています。性能が落ちているように見えますが、実はそうではなく表面を少し削るだけで鮮やかな木肌が現れます。強度実験や補修などの工程を経て構造材に再生します。
鹿島建設は、GREEN×EXPO 2027の
Village出展パートナーです。