2026.10.30

生まれ変わる大屋根リングの旅(2)

大阪・関西万博で多くの注目を浴びた大屋根リング。その木材の一部を使って、GREEN×EXPO 2027のランドマーク「KAJIMA TREE」を建設するプロジェクトが始動しました。
加工場への搬入からさまざまな工程を経て新たな部材へと再生する、そのプロセスをご紹介します。大屋根リングの旅は、まだまだ続く。

搬入大屋根リングの木材、加工場へ

大阪・関西万博の会場で解体された大屋根リングの木材をコンテナトラックに載せ、保管場所から群馬県館林市の木材加工場に搬入。再生の時を静かに待ちます。

曲げ試験「リユース」するための試験

同じころ、北海道旭川市と愛媛県久万高原町にある木材の研究・試験場にも大屋根リングの木材が持ち込まれていました。

木材に所定の圧力をかける強度試験で、その構造耐力を確認。KAJIMA TREEをより安全な構造物とするため、部材の強度を把握しておく必要があるのです。

加工「KAJIMA TREE」の部材へと“転生”

館林市の加工場では、解体材に切断・穴あけといった加工を施す工程がスタート。CADを使った精密な機械加工と、人による手作業の組み合わせで、部材を仕上げます。

その後、柱と梁の組み立てに必要な接合金物を取り付けます。こうして、一度使われた材料が人の手でよみがえり、新たな建材となります。

地組リユース木材による構造部材の完成

加工された柱や梁などの部材を地上で組み立ててユニット化します。これを「地組」といい、現場での高所作業を減らして施工効率を上げるというメリットがあります。

ユニット化された構造部材は、いよいよGREEN×EXPO 2027会場に運ばれる日も近い!?

鹿島建設は、GREEN×EXPO 2027の
Village出展パートナーです。

©Expo 2027 ©Expo 2025