東急東横線　
渋谷駅～代官山駅間地下化

工事概要

東急東横線と副都心線を相互直通運転するため、高架橋上を運行していた東急東横線渋谷駅～代官山駅までの1.4km区間を、地下化する目的で行った事業です。本事業により東武東上線・西武池袋線から東京メトロ有楽町線・副都心線を経て、東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線までが一つの路線として結ばれ、首都圏の広域的なネットワークが広がり、より一層都市交通の利便性向上と円滑化が実現されました。本事業のうち鹿島は渋谷駅終端より577mの建設を行いました。本区間の主要部分はシールド工法で構築しましたが、そのルートは高架橋直下・狭小かつ急曲線・急勾配・低土被り・多様な地質と厳しい施工条件であったため、列車の複線断面形状をそのまま掘削できるアポロカッター工法を開発し、工事を行いました。

工事諸元

泥土圧シールド工法（アポロカッター）：延長508m、幅9.5m×高さ6.3m