新区界トンネル（しんくざかいとんねる）

工事概要

復興支援道路工事である当工事は、交通の難所・区界峠を貫く長大トンネルで、復興のため高速施工が求められました。鹿島JVは本坑4,998m、避難坑5,045m、連絡坑13本を施工しました。生産性向上を目指し、日本初の4ブームフルオートコンピュータージャンボ、長孔発破及び本坑の4切羽同時施工等により、掘削工程を2年4か月短縮し、2年8か月で完了させました。

工事諸元

NATM　本坑：延長4,998m、仕上がり幅員12m、内空断面積94.9m²
避難坑：延長5,045m、幅員5m、内空断面積15.5m²