キヤノン矢向事業所
神奈川県川崎市幸区
2006年2月

地域と共存する研究開発センター
住居地域である周辺環境への配慮を重視したプリンター事業の大規模研究開発センター。敷地周辺は戸建住宅が密集する地域であるため、外周部に多くの緑地帯を設け、建物のボリュームを極力小さくし低くなるようにしている。中庭を中心に、中央に管理棟、両翼に研究開発棟をシンメトリーに配置する構成で、研究所としてのセキュリティー確保と周辺への配慮を重視して、周辺に対して「閉じ」、中庭に対して「開く」を基本としてデザインしている。桂の樹木が植えられた中庭とそれを取り巻くアトリウム空間は、内外部一体となり施設の核として存在している。
延床面積:83,822m2
階数:地下1階・地上6階
受賞:第48回BCS賞、2008年日本建築学会作品選集 選定/関東、
第51回神奈川建築コンクール 優秀賞
階数:地下1階・地上6階
受賞:第48回BCS賞、2008年日本建築学会作品選集 選定/関東、
第51回神奈川建築コンクール 優秀賞
設計担当者のコメント