ここから本文です
Top > Works > 大塚製薬大阪創薬研究センター

大塚製薬大阪創薬研究センター

大阪府箕面市

2022年7月

図版:大塚製薬大阪創薬研究センターのメインイメージ

みどりの丘に建つ木立のファサード

これまでの創薬の歴史と文化を継承しつつ、これからの創造性を担う研究所である。斜め柱で覆われた構えは、この地に元々あった木立の原風景を想起させ、周辺の山並と対話する自然と建築がつながる新たな景観を生み出している。こうして生まれた外観は、免震構造の建物を支える機能と、強い日射しを遮り木陰をつくる機能を合わせ持ち、地震に強い安全性と室内環境を守る快適性を研究者へ提供する。オープンホールは、吹抜や透明ガラスで空間がつながり、天井照明がシームレスに連続し境界を感じさせないネットワーク空間を意図した。ここでは専門分野の垣根を超えた多様な交流に満ち溢れ、新たな価値創造へとつながることを期待する。

延床面積:26,818m2
階数:地上4階/地下1階
受賞:大阪都市景観建築賞 第42回奨励賞
主要技術:KIP-RC造、柱頭免震構造パラメトリックデザイン手法、非交差型柱梁仕口接合 写真:福澤昭嘉
  • 図版:大塚製薬大阪創薬研究センター
  • 図版:大塚製薬大阪創薬研究センター
  • 図版:大塚製薬大阪創薬研究センター
  • 図版:大塚製薬大阪創薬研究センター
  • 図版:大塚製薬大阪創薬研究センター

Works