特集:代官山再開発 〜日本初の本格的集合住宅 1923(大正12)年9月,関東一円を襲った大地震は各地に大きな被害をもたらした。(財)同潤会は震災被害の救済機関として設立され,東京・横浜の16ヵ所に災害復興住宅を建設する。この中の一つ代官山アパートは青山女学院跡に大正14年着工され,昭和2年〜3年にかけて竣工したものである。全36棟337室,2Kを中心に近代的集合住宅の先駆的仕様を施していた。震災の教訓から「壊れにくい,燃えにくい住宅」として鉄筋コンクリート造が採用され,娯楽室,食堂,水洗トイレ,ダストシュート,自家水道施設,児童公園や公衆浴場等が完備されていた。
インタビュー「代官山アパートの建替え」 代官山地区市街地再開発組合理事長 谷口壮一郎さん |
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