設計はチームプレイ。建築設計・設備設計・
構造設計というそれぞれのプロが集結!

3つのプロがチームワークで設計

建物の設計は、担当する部分によって「建築設計」「設備設計」「構造設計」の3つに分かれています。
それぞれの専門家が協力しあうことで設計が完成します。

ケンチク建築設計者

建物の外観や機能をデザイン

建築設計は意匠設計ともいい、建物の形や素材、機能などをデザインします。人間の体にたとえると、「容姿」や「機能的な身体」をつくるために知恵をしぼる仕事です。建物をつくるとき、最初にお客さまの要望を聞いて「こんな建物になりそうだ」という全体像を決めるのが建築設計。それを元に構造設計、設備設計へと進み、建物の細かい部分ができていきます。

セツビ設備設計者

快適に過ごせる環境づくり

設備設計とは、建物を使う人がどうやったら快適に過ごせるのかを考えて、光・音・におい・味・感触といった人間の五感や、防災・防犯・通信配線などの安全に関わる要素を計画することです。人間の体にたとえると、内臓や血管、神経のはたらきにあたる部分をつくります。設備設計の中でも、電気(照明、通信など)・衛生(水 道、排水など)・空調(室内の温度や湿度を制御)の3つの分野に分かれ、それぞれの専門家が目に見えない環境づくりに取り組んでいます。

コーゾー構造設計者

安全で安心な空間を支える

構造設計とは、建物を支える骨組み、床、柱、梁などを設計することです。人間の体にたとえると、骨格や筋肉にあたる部分をつくります。振動・風・重力・温度など、地球や自然環境を相手に、建物だけでなく建物の中にいる人や物をどう守るかを考える仕事です。あらゆる状況を予測して計算したり、地震や台風、津波などを想定していろいろな天候で実験を行ったりして、安全で安心な空間を支える構造を設計します。

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