応急復旧から復興へ

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 建築関係の対応要請は2月末現在で700件を越え,それぞれについて担当者が懸命の対策に当っている。 当社施工の建物は1981年以降の新耐震基準以降の建物は工事金額5億円以上のものだけで約200件あったが重大な被害を受けたものは無かった。
 現在神戸市内では住友ゴム工業神戸工場,三宮交通センタービルの解体工事,ホテルオークラ神戸の改修工事が本格化している。 また神戸製鋼神戸製鉄所の復旧工事は4月の操業再開に向けて土木建築総合で急ピッチで行われている。
 現地では被害を受けた建物の調査,診断を行いその状況に合せて解体,補強,復旧などに取りかかることになる。 被災地域の都市機能,生活機能の一日も早い復旧が先ず第一の目標である。 これを実現し,さらには本格的復興に向けて,当社は今全力で対応している。


写真は鹿島月報より転載

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