特集:高速道路トンネルを地下鉄直下に建設する![]() |
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![]() 阪神高速道路の神戸高速鉄道長田交差部工事は1999年にスタートした。神戸高速鉄道・高速長田駅の西約200m地点で鉄道と道路を地下交差させる工事である。交差距離が120mに及んだのは,周辺住宅街の直下にトンネルがかからないよう配慮したためだ。 神戸高速鉄道は,神戸電鉄,山陽電鉄,阪急電鉄や阪神電鉄が乗り入れ,1日約16万人の通勤・通学客を運ぶ交通の大動脈となっている。工事は,その運行に支障をきたさないよう,地下鉄線路を収容する総重量約1万9,500tの箱型構造物(鉄道函体)を,96本の鋼管杭とその頂部に設置した油圧ジャッキ計120台で支えながら,この鉄道函体下部に高速道路となる高さ15m,最大幅32mのコンクリート製ボックスカルバート※を建設するものである。 |
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■ Chapter
1 概要 ■ Chapter 2 軌跡 ■ Chapter 3 現況 ■ column 都市部の地下構造物建設で活躍する・・・・・・アンダーピニング工法 |