早期実用化へ向けて

見だしに
もどる
今号の目次に
もどる
他の号を
みる

 四方を海に囲まれている日本だが、実際の海岸に原油を撒いて浄化技術の実証実験を行うことは不可能である。しかし,実用的な技術を開発するためには,試験管やフラスコの実験だけでは不十分である。MBIでは規模のより大きな装置による実験も行い,できるたけ実環境に近い状況を再現しようと試みている。  バイオレメディエーションは,物理的・化学的な浄化方法を補完する環境浄化技術である。そしてそれは今後も重要性を増していくと考えられる。更に研究開発を進め,原油汚染から海を守っていくのが当社及びMBIの使命であると考えている。


All rights reserved, Copyright (c) 1995 KAJIMA CORPORATION