特集:東京・城南エリア再生
東京7大副都心のひとつ「大崎」を中心とする城南エリアの大規模再開発がめざましい。

大崎駅西口地区は,電機メーカー大手の明電舎ゆかりの地である。
明電舎と世界貿易センタービルディング(WTC)が共同で進めていた再開発事業「ThinkPark」の中核施設「ThinkPark Tower」(当社JV施工)がこのたび完成した。
2004年に告示された東京都指定の「都市再生特別地区」第1号プロジェクトである。

大崎駅西口地区は,敷地約9.1ha。
明電舎地区をはじめとする4つの地区からなり,品川区の「都市開発地区計画」決定を受けて,それぞれ再開発計画が進んでいる。用途や容積率の規制緩和により,自由度の高い都市計画を進められるようになったことや,隣駅・品川駅の東海道新幹線の停車,りんかい線,JR埼京線,湘南新宿ラインの乗入れによる大崎駅の利便性の向上が追い風となった。

今月号では,城南エリアの再生を象徴する「ThinkPark」と,当社JVが現在施工を進める再開発事業・
東五反田二丁目第2地区と上目黒一丁目地区を併せて紹介する。
東京・城南エリア再生
ThinkPark

 ThinkPark Towerの完成――。
 大崎駅周辺の変遷と当社
 現在進行中のプロジェクト