特集:鹿島とゼロエミッション

3)地域におけるゼロエミッション


 通産省と厚生省は,環境産業の振興を通じて新たな環境調和型地域振興を目指す「エコタウン事業」を開始し,地域のゼロエミッションに取り組んでいます。

 当社ではそのエコタウン事業の一例として,ゼロエミッション工業団地を提案しています。

 工業団地内に焼却灰を建設資材としてリサイクルできるプラント(パラ・エコ・リサイクリングプラント)を設置するほか,焼却時の余熱利用,生ごみのコンポスト化,雨水の有効利用など様々な環境技術を集約しています。

 当社は廃棄物処理に関する保有技術を最適にシステム化して,地域のゼロエミッションに取り組んでいます。


ゼロエミッション工業団地構想

パラ・エコ・リサイクリングシステム 溶融炉
●より安全な処分場を建設するために…

 廃棄物を削減する努力をした結果,最終的に残った物は適正に処分される必要がある。

 当社では高規格最終処分場として,耐久性・対衝撃性に優れたハイパークレイ層と,自己修復能力のある遮水シート,さらに電気による漏水検知システムを盛り込んだ極めて安全性・信頼性の高い遮水工を有する処分場を提案している。





高規格廃棄物処分場 断面図


鹿島のゼロエミッションへの取り組み
1)建設・更新・解体に関わるゼロエミッション
2)施設運営に関わるゼロエミッション
3)地域におけるゼロエミッション