特集:スタジアム

宮城県総合運動公園スタジアム


完成模型


 宮城県総合運動公園スタジアム(仮称,宮城県宮城郡)は,左右非対称のスタンド屋根を持つ多目的競技場である。

 メインスタンドの屋根は,全長300mのパイプトラスによる巨大なアーチで,スタンド躯体頂部に林立するT型のパイプトラスラーメンと,両端のアバット(橋台)によって支えられる。

 一方,バックスタンドの屋根は,パイプトラスによる片持ち梁により支えられ,中央部では客席上部に最大40mも張り出す。


平面図



空撮。競技場宮城県総合運動公園の中に建設されている



現在はバックスタンドの屋根の施工が最盛期を迎えている

工事概要
場所宮城県宮城郡利府町菅谷地内
発注者宮城県
設計針生・阿部共同アトリエ
規模敷地面積1、461、000m2,建築面積36、684m2
延べ57、564m2
スタンド=鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄筋コンクリート造,
屋根=鉄骨造 地上6階,塔屋1階,
収容人員約50、000人
工期1996年12月〜2000年3月
施工東北支店JV


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