特集:知的財産創出へのテクニカルアプローチ

知的財産への意識が,いま確実に高まっている。特許権を争うニュースが度々報道され,政府は「知財立国」をスローガンに知的財産戦略会議を立ち上げた。グローバル化による世界的な大競争時代を迎え,国家,企業,そして個人といったさまざまなレベルで知的財産が強く認識されるようになった。
それでは,ゼネコン鹿島の知的財産とは何だろうか?
今月の特集では「知」という視線から当社の事業を考えてみたい。
そこでは「技術の鹿島」「総合力の鹿島」のさらなる進化を実現するベクトルが,知的財産というフィルターを通して見えてくるのである。それはまず,知財を意識することからはじまる――。



0 知的財産と建設業

1 技術力をつつむ知財戦略

2 発想をかたちにする組織力

3 知力で進化するゼネコン鹿島