特集:東京湾岸物語
第二章:「人とものを運ぶ」
−物流拠点と交通インフラ
東京湾岸の産業基盤を支えるサポート機能として,国際港湾・空港・高速道路等に代表される交通・物流機能があるが,物流量の増大に伴い年々機能の強化が図られている。東京・千葉・横浜港では,コンテナ輸送に伴なう岸壁・埠頭をはじめ大型倉庫群,トラックターミナル等物流拠点が集積している。また,輸送量増大で逼迫する羽田空港は今なお拡張工事が進められている。高速道路網も,より利便性の向上をめざしネットワーク整備が進められている。
当社は,大空間を実現するフラットスラブ工法の導入で数々の大型倉庫を手掛けた。更に羽田空港やモノレール建設をはじめ,多摩川海底沈埋トンネル,横浜ベイブリッジなど首都高速道路の整備にも技術力を発揮した。近年では,東京湾アクアライン等の大型プロジェクトを手掛けている。
横浜ベイブリッジ
全長860m,主塔高172m,長大支間の先駆けとなった斜張橋(1992年竣工)
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川崎人工島(風の塔)
東京湾アクアラインの換気施設(1998年竣工)
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東京国際空港
拡張工事では,当社はターミナルビル,格納庫,立体駐車場,共同溝等の多くの工事を手掛けた
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寶組 東扇島A・B棟倉庫
拡張工事では,当社はターミナルビル,格納庫,立体駐車場,共同溝等の多くの工事を手掛けた
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