特集:東京湾岸物語

第四章:「未来都市への予感」
      −人が住み,集い,憩う街づくり


 21世紀を目前にした今日,日本はかつて経験したことのない成熟社会への道を歩んでいる。それは“もの”を重視する社会から,”うるおい”や”やすらぎ”を求める社会への転換を意味するものである。こうした流れの中で,東京湾沿岸部でも人々が真に心の豊かさを感じ取れる空間づくりが始まっている。
 臨海副都心・みなとみらい21・幕張新都心等々。職・住・遊・集・憩・楽・静・動・美...の混在する空間,そこには未来都市を予感させる新しい東京湾岸開発の姿がある。
 当社はこれまで各時代の要請ごとに建設活動を通じてその役割を担ってきた。豊富な経験と実績に基づく土木・建築に長けた高度な建設技術,そして地道な研究開発に基づく生態系保全や再生のための環境共生技術。これら両者を持ち得る当社がめざすべきものこそが,再び次世代の湾岸物語のプロローグ(序章)へと続いている。


お台場海浜公園
お台場海浜公園





序章:「東京湾岸の今」−東京湾岸マップ
第一章:「高度経済成長を牽引」−重化学工業とエネルギー供給基地
第二章:「人とものを運ぶ」−物流拠点と交通インフラ
第三章:「情報とトレンドの発信基地」−オフィスビルと商業・レジャー施設
|第四章:「未来都市への予感」−人が住み,集い,憩う街づくり