当社では,社員・職長を対象とした「安全衛生協力会議」を3ヵ月に2回,親方や事業主を対象とした「関係請負人会議」を3ヵ月に1回開催しています。社員・職長への安全教育はもちろんのこと,雇用主への教育も徹底するようにしています。取引先の協力会社にも,安全大会を開催のうえ,報告するよう義務付けています。また,リスクアセスメントを取り入れた作業標準も作製し,危険発生の「可能性」や,「重大性」などを数値で表現し,より分かりやすく工夫しています。
当社は,現場の仮設を担当する職種ですが,足場でも,組立完了時は完全な状態です。ただ,現場は常に動いているものであり,安全設備も常に変化を要求されます。それに応えられるよう,「常に完全な状態」を追求するのが当社の目標です。「うっかりミス」や「ヒューマンエラー」が発生しても,それを設備で補う,これが当社の使命であり,役割です。この思いを現場で実践し,「安全である」ことをセールスポイントにできる会社にしたい。
安全教育には繰り返し指導することが必要ですから,定着した作業員を継続的に確保していくことも重要です。元請さんには,これからもより一層,職長や作業員を可愛がって欲しいと思います。会社としても彼等が誇りをもって働けるような環境作りに努めます。そうすれば,安全に対する意識もより向上するはずです。 |