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 建設業における自動化・ロボット化は、製造業などの他の産業に比べて難しいとされてきた。 作業場所の変化に対応して移動できなければならない、機械の嫌うほこりや温度変化にさらされることが多い、建物の形状がそれぞれ違うので水平展開しにくいなどがその理由としてあげられる。 しかしまた、特殊な作業環境の中、最も自動化・ロボット化が求められているのも建設業である。 建物はより複雑で巨大化していく。熟練技能工の老齢化は年々進み、単純労働や苦渋作業も敬遠される傾向にある。 これらの課題を克服し、省力化、効率化、現場作業環境の改善を追求するために、当社では様々な技術を駆使した自動化、ロボット化が進められている。
 今月号では建築工事の自動化・ロボット化に焦点を当て、現在活躍中・開発中の主なものを紹介しよう。


写真は鹿島月報より転載

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