特集:「さいたま新都心」の誕生

新都心のランドマーク通信タワー
NTT DoCoMo埼玉ビル

 さいたま新都心内で,白とブルーのガラスのコントラストが美しいビルが,NTT DoCoMo埼玉ビルだ。各地域のドコモビル間を結ぶことを主目的とした新時代の通信事業用ビルである。さいたま新都心の先進性を象徴するデザインを有し,マルチメディア基地・災害時の情報拠点としての機能をも担う。現在,鉄塔部分の施工に入り,今後,建物部分よりも更に高い鉄塔を構築していく。
 最高高さが220mにも及ぶ鉄塔の外装は,全面的にアルミパネルを採用する。施工はタワーの進捗に伴って自動で昇降する足場・カジマタワーシステム(KTS)を用いて行う予定だ。 アルミパネルのすっきりとしたデザインのタワーを持つNTT DoCoMo埼玉ビルの竣工は,2001年4月の予定だ。


現場全景
現場全景 合同庁舎1号館からの眺め
うしろに見えるのがさいたまスーパーアリーナ


完成予想パース
完成予想パース
鉄塔部の施工状況
鉄塔部の施工状況


NTT DoCoMo埼玉ビル(仮称)新築工事
発注者 エヌ・ティ・ティ移動通信網
設計・監理 エヌ・ティ・ティ ファシリティーズ
規模 建物部−S造一部SRC造
地下3階,地上18階,塔屋2階
鉄塔部−S造 15層
延べ25,782m2
工期 1998年6月〜2001年4月
(関東支店JV施工)