特集:500号記念

社内報“KAJIMA”が創刊から500号を迎えました。1959(昭和34)年に第1号を発行してから40年余。今日では毎月4万部を超える部数が,当社及びグループ会社の社員,その家族,関係得意先,マスコミなどに配布されています。まさしく当社を代表する広報メディアの一つと言えるでしょう。今月は500号を記念して,“KAJIMA”を徹底的に紹介します。創刊してから現在までの変遷や,我々編集部の本誌にかける想いを座談会で述べ,最後に“KAJIMA”のできるまでをお届けします。

KAJIMAのルーツ  社内報“KAJIMA”のルーツは,大正時代にまで遡ることができます。創刊は1921(大正10)年。“鹿島組社報”という名称でスタートしました。同誌は,会社の通達や人事異動などを掲載することともに,俳句なども入れた同人誌的な色彩が強く,わが国では最も古い社内報として位置づけられています。その後,1951(昭和26)年に“鹿島建設”が発刊されました。これはB5版,28頁。全頁が写真を中心に構成されており,当時の社内報としては非常に洗練されたものでした。
 現在の“KAJIMA”の前身となった“鹿島建設月報”は,米国の大手建設会社であるモリソン・クヌードセン社の社内報“エム・ケーヤン誌”を参考に,1959(昭和34)年11月に復刊されました。そして30年以上を経て1991(平成3)年1月号で名称を“KAJIMA”に変更し,現在に至っています。本誌が“月報”または“写真月報”という名称で親しまれているのはここからきています。
“鹿島組月報”1922年(大正11年)第2号
“鹿島組月報”1922年(大正11年)第2号
 
“鹿島建設”1951年(昭和26年)6月号
“鹿島建設”1951年(昭和26年)6月号
 



KAJIMA500号の変遷

これからの社内報「KAJIMA」をどうする―編集者達の座談会

社内報KAJIMAができるまで!