特集:高速道路トンネルを地下鉄直下に建設する
―大道工区交差部開削トンネル工事―
―神戸高速鉄道交差部開削トンネル工事―


阪神高速道路神戸山手線は,同高速7号北神戸線と3号神戸線とを接続する延長9.5kmの区間である。

既に7.3kmが開通し,神戸高速鉄道との地下交差という最難関工事区間(神戸市長田区)をいま,当社JVが施工中である。

地下線路の下を斜めに交差するため,交差距離は120mのロングスパン。
地下構造物を支えながらトンネルを構築する工事としては,国内最長,最大規模になる。

現場の真上を通過する列車は1日約400本。
鉄道函体の挙動をミリ単位で管理しつつ,高速道路のボックスカルバートを設置する――。
地下空間に展開する阪神高速道路長田交差部工事の全貌に迫った。
高速道路トンネルを地下鉄直下に建設する

 Chapter 1 概要
 Chapter 2 軌跡
 Chapter 3 現況
 column   都市部の地下構造物建設で活躍する・・・・・・アンダーピニング工法