特集:もうひとつの防災 |
東海集中豪雨災害廃棄物処理 | ||||
3万6,200トンの水害ゴミ | ||||
昨年9月11日から12日にかけて,名古屋市を中心とした東海地方が集中豪雨に見舞われた。台風14号の影響によるもので,2日間の積算降水量は多いところで約600mmに達したとされる。豪雨は多数の浸水被害を広範囲に与えたほか,堤防の決壊や崖崩れ,土石流などによる被害を及ぼした。そして浸水した建物からは,家電製品や畳といった大量の災害廃棄物が発生したのである。 大府市や豊明市など2市7町では,廃棄物を共同で処理するために,名古屋港の埋立処分場跡地に一時保管した。当社は,この廃棄物の委託処理に当たることになったのである。その量は36,200tに上った。 |
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一次保管場所に山積された災害廃棄物。機械で粗選別作業を行う |
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悪臭防止対策の薬剤散布 |
運搬車の脱泥機 |
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